突然起こる雨漏り、すぐにでも修理をしたいと思います。
しかし修理をする前に少し待ってください。
この記事を読んで雨漏りの修理費用の相場や安く済ませるポイントを知ってから業者に修理依頼を行うことで悪い業者に捕まらないようにしてから業者を呼びましょう。
雨漏りの修理費用はどうやって決められるのか
雨漏りの修理費用は業者によって費用が違います。
その理由は、見積もりを作る際に業者ごとに違った単価設定を付けているためです。
例えば雨漏り修理を行う際に棟板金というものを交換するとします。
この棟板金はメーカーから仕入れる値段に対して、雨漏り修理業者が利益を出すための金額がいくらか付け加えられるのが一般的です。
そうした合計金額が、単価として見積もりに追加されていくのです。
その結果、単価設定が業者ごとに違うため同じ工事に対するお見積もりでも業者によって値段がまちまちになってくるのです。
雨漏り修理費用の相場とは
そうといえども、ある程度ですが雨漏り修理費用の相場というものはあります。
細かい差はあっても大体どこの業者も利益率や仕入れ値が似通ってくるためです。
一般的には、雨漏りの修理費用の相場は5万円~30万円と言われています。
もちろん被害の程度や原因箇所、修繕方法によって費用は大きく変動します。
例えば雨漏りの修理費用の相場が5万円~30万円なのに対し、棟板金修理や雨どい修理は3万円~15万円、屋根材の張替えは㎡あたり5,000円~5万円となっています。
これらよりも極端に高い場合は悪徳業者だと疑った方がいいですが、雨漏り修理にはある程度の費用がかかると思ってもらっておいた方がいいかもしれません。
修理を安く済ませる業者選定のポイント
相場は先ほど説明しましたが、やはり少しでも雨漏りの修理費用は安く済ませたいものです。
安く済ませるポイントを2つに分けてご説明いたします。
実績のある業者を選ぶ
雨漏りの修理は大変高い専門性が必要となってきます。
したがって、業者の実績=スキルが非常に大事になってきます。
実績のない業者ですと、本来修繕に必要のない作業の見積もりも追加されてしまう可能性があるため、しっかりと実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。
複数社から見積もりをとる
雨漏りの修理を業者に依頼する際は、1社だけではなく、少なくとも2社、できれば3~4社に見積もりを取りましょう。
こうすることで極端にぼったくられる危険性がぐんと下がります。
また、2社だけお見積もりをとってしまうと、果たして本当にいい業者はどちらかなのかと、選択肢が限られてしまう可能性もあります。
そのため、できる限り3~4社から相見積もりを取ってなるべく安いところを選ぶように心がけましょう。
また、相見積もりを取るメリットとして値段交渉がしやすいというものもありますので、気にせず積極的に相見積もりを取っていきましょう。
雨漏りが起きたときの応急処置
雨漏りが起きたときに業者を呼ぶことはもちろん大事ですが、それでもどうしても業者が来るまでタイムラグが生じてしまいます。
その場合は、ご自身でできる限りの応急処置を行いましょう。
その際重要なことは、雨漏りを直そうとすることではなく、これ以上被害が広がらないようにすること、つまり二次被害を防ぐことです。
雨漏りの際に最も起こりうる二次被害は、雨漏りが起きている箇所から滴る雨水による、床や壁の浸水です。
例えば屋根から雨漏りが起きている場合は、雨水が滴っている部分にバケツを置きましょう。
こうすることで床が浸水することを防ぐことができます。
また、バケツの代わりに紙おむつを置くこともお勧めです。
バケツと違って水が滴る音が聞こえないため、雨漏りによる精神的ストレスを減らすことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、雨漏りの費用の相場や安くする方法、また応急処置についてお伝えさせていただきました。
特に雨漏りを修理する際はなるべく多くの業者に見積もりを取っていただくことをお勧めします。
当社では無料お見積もりも実施していますので、雨漏りかなと思われましたらお気軽にご相談ください。